『熱にうなされる』と言ってませんか!?本当は『熱に〇〇される』です!
こんにちは。
5日続けての投稿、ケイシー・パパです。
何とか三日坊主を通り抜け、次の3の倍数、六日坊主にならないことを願いながら記事を書いています。
体調を崩して高熱が出て寝込んでしまったときに「昨日、熱にうなされて大変だったよ」と使ったこと、もしくは使っている人を見たことはありませんか?
実はそれ、間違いなのです!
正解は『熱にうかされる(熱に浮かされる)』なのです。
僕も記事を書く直前まで知りませんでした。
というか間違っていると考えてもみませんでした。
まず「熱に浮かされる」の意味です。
熱に浮かされる
「熱に浮かされる」の誤り。 「熱に浮かされる」は、高熱が出てうなされるさま、および、熱中して浮き足立つさま、浮かれて無分別になる様子などを意味する表現。
というふうに、ネットの辞書にも書かれています。古語とかではなく完全に誤りなんですね。
しかし、なぜ「熱にうなされる」という誤った言葉が流通してしまったのか。不思議じゃありませんか?
その答えは「うなされる」にあると思います。「うなされる」の意味を辞書で調べてみると・・・
うなされる
恐ろしい夢などをみて,眠ったまま苦しそうな声をあげる。 「悪夢にうなされる」
熱と悪夢、原因が違いますが苦しんでいる様子は同じですね(笑)
おそらくですが、この苦しそうな様子が誤りの元のようです。
もう「熱にうなされる」の方が使っている人多いだろうからどっちでも良くないか?と思ってしまいそうですね。
でもまぁ、誤った使われ方と辞書に断言されているのでこれはしっかり使うようにしましょう。次に『熱にうなされた』と聞いたときは、『それ、「熱に浮かされた」な』と勝ち誇ってみてください。(笑)