ちょっと紛らわしい日本語。「早い」と「速い」の使い分け。
こんにちは。
歩きながら記事を書いているのですが、犬のフンを踏まないか心配なケイシー・パパです。
さて、今回のテーマは「はやい(スピード)」の漢字の使い分けです。
日本人の方は「何それ、わざわざ記事にする必要ある?」と疑問に思われるかもしれませんが、日本語を勉強している外国人の方がちょっと「ん?」と思いそうなポイントなので紹介します。
「はやい」で使われる漢字は主に「早い」「速い」があります。それぞれを説明します。
「速い」の使い方
「速い」は主に動作、動きに対して使います。
[使用例]
- 歩くのが速い
- ボールが速い
- 車が速く動く
「早い」の使い方
「早い」は主に時間、時期に対して使います。
[使用例]
- 時間が経つのが早い
- 朝早くから走る
- 早くから並んでいる
紛らわしい使い方
「速い」は動作、「早い」は時間という覚え方で8割ぐらいは使い分けることができますが、まれに「あら?どっちだっけ?」と悩む場合があります。紛らわしい使い方は次の通りです。
- 早く喋る人
- 早く帰る
といったように時間と動作が一緒になっているなっている場合は間違えやすいです。時間に対して言っているのか、動作に対して言っているのかをしっかり理解して使い分けましょう。