ケイシー・パパの日本語学習帳。

日本語って本当に難しい!

互換性の意味、きちんと理解してますか?互換性の意味、使い方を解説!

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こんばんは。

友人の結婚式でスピーチをすることになって今慌ててメッセージを考えているケイシー・パパです。なんとか7日目のブログを書けそうです。

 

「互換性」という言葉、最近よく目にするようになりましたね。IT機器などで「互換性あり」や「互換性なし」といったように、ありなしで使ったりもします。

 

互換性の意味

「ある製品やデータを別のものに置き換えた場合でも問題なく使える」という意味があります。この説明文を読んだだけでは少し分かりづらいですね。例文で説明します。

 

互換性の例文

例文「A社の商品とB社の商品は互換性があるので商品Iを同じように使えます

上記の例文でA社とB社の商品を商品Iで同じように利用できることが分かります。「互換性がある」ということは「同じように使える」というと考えてください。

逆に「互換性がない」場合は「同じように使えない」と考えてください。

また旧バージョンの商品も問題なく使えることを「上位互換性がある」とも言います。IT業界では旧バージョンで新バージョンを使おうとした場合、使えないことが多々ありますので注意が必要ですね。

 

ケイシー・パパ

焦燥感(しょうそうかん)の意味と使い方。

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こんにちは。

6日連続での投稿、ケイシー・パパです。

なんとか2回目の三日坊主の試練を防ぐことが出来そうです。

 

今回は「焦燥感(しょうそうかん)」です。間違って「そうしょうかん」と読んでる人(自分)もいますので案外注意しないといけない言葉かもしれませんね。

 

焦燥感の意味

焦燥感は「焦る(あせる」と「燥ぐ(はしゃぐ)」を組み合わせた二字熟語です。意味は見たまんまの「焦って慌ただしい様子、そういう雰囲気」です。

 

焦燥感の使い方

  • 焦燥感に駆られる
  • 焦燥感がなくなった
  • 焦燥感をさそう広告だ

といったように使うことが出来ます。

 

今日は完全につなぎの記事です。

続けることに意味がある!!

 

ケイシー・パパ

 

 

『熱にうなされる』と言ってませんか!?本当は『熱に〇〇される』です!

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こんにちは。
5日続けての投稿、ケイシー・パパです。
何とか三日坊主を通り抜け、次の3の倍数、六日坊主にならないことを願いながら記事を書いています。

 

体調を崩して高熱が出て寝込んでしまったときに「昨日、熱にうなされて大変だったよ」と使ったこと、もしくは使っている人を見たことはありませんか?

 

実はそれ、間違いなのです!

 

正解は『熱にうかされる(熱に浮かされる)』なのです。

 

僕も記事を書く直前まで知りませんでした。
というか間違っていると考えてもみませんでした。

 

まず「熱に浮かされる」の意味です。

 

熱に浮かされる

「熱に浮かされる」の誤り。 「熱に浮かされる」は、高熱が出てうなされるさま、および、熱中して浮き足立つさま、浮かれて無分別になる様子などを意味する表現。

 

というふうに、ネットの辞書にも書かれています。古語とかではなく完全に誤りなんですね。

 

しかし、なぜ「熱にうなされる」という誤った言葉が流通してしまったのか。不思議じゃありませんか?
その答えは「うなされる」にあると思います。「うなされる」の意味を辞書で調べてみると・・・

 

うなされる

恐ろしい夢などをみて,眠ったまま苦しそうな声をあげる。 「悪夢にうなされる」 

 

熱と悪夢、原因が違いますが苦しんでいる様子は同じですね(笑)
おそらくですが、この苦しそうな様子が誤りの元のようです。
もう「熱にうなされる」の方が使っている人多いだろうからどっちでも良くないか?と思ってしまいそうですね。

でもまぁ、誤った使われ方と辞書に断言されているのでこれはしっかり使うようにしましょう。次に『熱にうなされた』と聞いたときは、『それ、「熱に浮かされた」な』と勝ち誇ってみてください。(笑)

 

「いぶし銀」は良い意味?悪い意味?いぶし銀の意味と使い方を解説

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こんにちは。

4日連続投稿のケイシー・パパです。

 

今回は「いぶし銀」です。

昨日「田中浩康、引退…ヤクルト&DeNAでいぶし銀の活躍」という記事を読んで「あら?いぶし銀って良い意味だっけ?」と少し考えてしまったので紹介することにしました。

 

「いぶし銀」の意味

まず、いぶし銀の意味を説明します。辞書を調べていくと下記のような意味がありました。

  1. 燻(いぶ)しをかけた銀のこと。くすんで渋みのある銀色のこと。銀は手入れをしないと黒くなり、手入れをしていると上記のような色になる。
  2. 硫黄等をいぶして、金属の表面をくすませること。「いぶし銀仕上げ」「燻し仕上げ」とも言う。
  3. 一見、華やかさに欠けて見えるが、実はとても実力や魅力がある人の比喩表現。目立たず、淡々と着実に物事をこなす実力のある人、サポートが上手い人などにつけられることがある。

 

といった意味があります。

なので、冒頭で説明した「いぶし銀の活躍」は良い意味です。同義語としては「ベテラン」や「渋い」「縁の下の力持ち」「職人」と表現できます。

 

俳優でいくと名脇役

俳優でさんでいくと、主役には向いてないけど準主役や脇役でいい演技をする役者ということですね。だれだろう…温水さん…かな?

 

この機会にぜひ「いぶし銀」を使ってみてはいかがでしょうか。

 

ケイシー・パパ

 

ちょっと紛らわしい日本語。「早い」と「速い」の使い分け。

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こんにちは。

歩きながら記事を書いているのですが、犬のフンを踏まないか心配なケイシー・パパです。

 

さて、今回のテーマは「はやい(スピード)」の漢字の使い分けです。

 

日本人の方は「何それ、わざわざ記事にする必要ある?」と疑問に思われるかもしれませんが、日本語を勉強している外国人の方がちょっと「ん?」と思いそうなポイントなので紹介します。

 

「はやい」で使われる漢字は主に「早い」「速い」があります。それぞれを説明します。

 

「速い」の使い方

「速い」は主に動作、動きに対して使います。

[使用例]

  • 歩くのが速い
  • ボールが速い
  • 車が速く動く

 

「早い」の使い方

「早い」は主に時間、時期に対して使います。

[使用例]

  • 時間が経つのが早い
  • 朝早くから走る
  • 早くから並んでいる

 

紛らわしい使い方

「速い」は動作、「早い」は時間という覚え方で8割ぐらいは使い分けることができますが、まれに「あら?どっちだっけ?」と悩む場合があります。紛らわしい使い方は次の通りです。

  • 早く喋る人
  • 早く帰る

といったように時間と動作が一緒になっているなっている場合は間違えやすいです。時間に対して言っているのか、動作に対して言っているのかをしっかり理解して使い分けましょう。