ケイシー・パパの日本語学習帳。

日本語って本当に難しい!

重複の読み方は「じゅうふく」ではなく「ちょうふく」

 

こんにちは、ケイシー・パパです。

さて、今日のタイトル「重複」の本当の読み方です。

みなさん「重複」よく使いますよね。
「山本さん、この企画書のここの内容とここの内容、重複してるよ!修正しておいて!」や「重複しているセルをまとめておいて!」といった感じで。

 

重複の意味は「同じ物事が重なり合うこと。」です。

 

重複の読み方

 おそらくこの記事を読まれているということは、意味はいいから読み方どうなん?って方だと思います。
で、肝心の読み方「じゅうふく」か「ちょうふく」ですよね。
間違えて「しげふく」とは読まないでしょう。

 

厳密に言うと「ちょうふく」が正しいですね。
なぜ「ちょう」かと言うと、中国語の発音で「ちょう」は重なることを意味していて「じゅう」は重さを意味するそうです。そのため「ちょうふく」が正しいようです。

 

以前、金田一秀穂先生の講演を聞いたとき、
言葉というのは時代の流れによって変化するものと言われてました。
「ちょうふく」と読む人と、「じゅうふく」と読む人を全国的に調査したとき、
「じゅうふく」と読む人が多いかもしれません。
そのため、一概に「じゅうふく」は正しくないとは言い切れません。
言葉は生き物というように、人間や動物の体と一緒に変化するでしょうし。

 

でもまぁ、「じゅうふく」って言った人に、「本当はちょうふくって読むんだよねー。日本語って不思議だよねー。」ってな感じで、知らない人に冗談交じりに突っ込めたらなんか嬉しいですし、
人間見るわー。覚えていて損はないんじゃないでしょうか。