ケイシー・パパの日本語学習帳。

日本語って本当に難しい!

『頭が下がる』と『頭が上がらない』の意味の違い知ってますか?

こんにちは。『ケイシー・パパ、日本語勉強中』の筆者、ケイシー・パパです。最近、コンビニで挽いて入れるコーヒーにハマっていて、利き分けが出来るようになりました。ちなみに、僕の中で一番美味しいと思うコンビニコーヒーはローソンです。(入れるカップもセブンより良い気がします)

 

さて、今回の記事タイトルに書いたように、『頭が下がる』『頭が上がらない』の違いです。あなたはこの二つの言葉の違いを具体的に説明ができますか?

 

正直、僕はこの二つの意味を深く考えず、「どっちとも同じ意味なんじゃない?」

と、思いながら使っていました。

 

ちなみにこの二つの言葉の意味を調べていくと、

『頭が下がる』

 → 敬服しないではいられない。感服する。

『頭が上がらない』

 → 引け目を感じて対等な関係に立てない。

 と書いてあり、「感服している人」と「引け目を感じている人」というように全然違うんです。

 

頭が下がる

「頭が下がる」は自分と同等、もしくは下の人が良い行いをしたときや、優秀であったときに尊敬の意を表す言葉です。

例文)Aくんは、努力家でいつも夜遅くまで頑張っているね。本当、頭が下がるよ。

※自分よりも優れている人の時
※「頭が下がる思い」といったように「思い」を付けることも。

 

頭が上がらない

「頭が上がらない」は自分が何か悪いことや失敗などをして、自分の方が相手より下と思う時に使います。

例文)Aくんに文句を言いたいけど、お金を借りているので頭が上がらない。

※対等のはずが、訳あって自分が下に立っている時

 

と、このように使われます。

 

ぜひ、皆さんも『頭が下がる』『頭が上がらない』を使う際には、一度考えてみてはいかがでしょうか。